○シャドウイング講習会

期 日:平成30年2月4日(日)
時 間: 9:00-11:00
場 所:富山市新総曲輪4-18 富山県民会館 504号室
演 題:「多読的」英語シャドウイング講習会 in 富山
    <ディクテーションからシャドウイングへ>
講演者:NPO多言語多読 理事長 酒井 邦秀氏

○ディクテーションについて
 まず、ある映画からの台詞のディクテーション、これは、ゆっくり目で易しめ。
 その後、突然、ものすごく速い台詞のディクテーション。とても、ついて行けない感じでした。

 2つめのディクテーションはNPO多言語多読でシャドウイングをしてきたメンバーがなるべく難しいものとして選んだものとのことでした。選んだ人はこの台詞を言うことができるようです。すなわち、その台詞を言うことができなければ聞くことができない。

 正解のスクリプトを見るとそのように聞こえる。海外ドラマなど見るとき、日本語字幕や英語字幕を表示してみるのはダメ、字幕なしで見た方が良い。

 英語の台詞は音が落ちる。音が変化する。
 例)in the plain → in na plain

 英語国でディクテーションはしない。ディクテーションは秘書がタイプを打つときのみ、行うものである。

○シャドウイングについて
 シャドウイングはカタカナ英語を洗い流して、新しい音を獲得する手段である。

 大英博物館で紅茶が聞こえなかった。
 ティッシュを使ったtの発音練習。

 発音練習は、極端形のみである。Lの発音は、明るいLと語末の暗いLの2つがあるとされるが、実際の音は極端形から弱い発音まで、無限段階で変化する。

 劇薬シャドウイング(意味の分からない外国語を使ったシャドウイング)とは、カタカナ英語の強力すすぎ洗いである。

 やり方は以下の通り。

1.たとえば、劇薬シャドウイングを5分間実施、その後、自然な英語のシャドウイングを10分間実施。
2.速い英語のシャドウイングを続けてみて、カナカナ英語が出ないかどうかチェック。
3.カタカナ英語が出ないなら、速い英語のスピードを徐々に遅くする。
4.どんなに遅い素材でも、カタカナ英語が出なくなったら、すすぎ洗いは終わり。
5.英語独特の音の獲得に向けて、シャドウイングを続ける。→なりきりシャドウイング。この段階でも聞いている内容を分かる必要はありません。

○質疑応答
Q1)学校英語との折り合いはどうつけるか。
A1)子供向けアニメを見る。

Q2)シャドウイングの後に、文法チェックをするか。
A2)しない。意味は考えない。

Q3)劇薬シャドウイングを続けるのが大変なのだが。
A3)大変だが、はじめのうちは、1分とか短い時間だけやってみる。

Q4)劇薬シャドウイングをするコツは。
A4)はじめのうちは、「あー」という発音のみでやってみる。


戻る